061 SMS を利用する

携帯電話同士なら、SMS(ショートメッセージサービス)を利用可能です。

 

携帯電話番号を宛先にして最大全角70文字までのメッセージのやりとりができます。

 

ショートメッセージ(SMS)の特徴

携帯電話同士で短文のメッセージを送受信する Short Messege Service の略称です。

携帯電話会社の回線を利用し、相手の電話番号を指定しておくれるなど、一般的な電子メールとは別の仕組みで送受信されるため、パソコンとはやりとりできません。

 

一番重要な役割としては、セキュリティ対策として「ワンタイムパスワード」の送信先として使われたり、「本人確認手段」として SMS に「認証コード」を送る際に利用されています。

 

このため受信したメッセージを表示する操作は、それほど難しくは無いですが、確実にできるようにしておきましょう。

 

ワンタイム パスワード

一回だけ有効なパスワードのことです。ネットサービスなどで本人確認を厳重に行う際に利用されます。サービスなどへのサインイン時、サービス提供者からメールや SMS で送られてくる文字列(パスワード)や、専用アプリで表示される文字列を、画面の指定の場所に入力します。その文字列は一回だけしか使用できず、次回の必要時には、再度新しいものを入力します。

One-time Password

SMS のやり取りはスレッドで表示されます

SMS で相手とやりとりすると、やり取りした相手ごとにメッセージがまとまって表示されます。このまとまりのことを「スレッド」と呼びます。

スレッドをタップすると、その相手とのこれまでのやり取りが表示され、返信も可能です。

SMS が届かないない場合の点検項目

登録していない(未登録)番号からのSMSを受信しないようにしている可能性あり。

 

このため、Amazon など(普通はその電話番号は登録していないところ)へのログイン時の2段階認証用のコードを受信できないことがあります。

 

その可能性があることを想定して、未登録者からのショートメッセージの受信が無いかどうかを確かめます。

 

①2段階認証用のコードを送付しているのにスマホでは受信できていない場合は、まず「メッセージ一覧」ページで「不明な差出人」に表示を切り替えます。

message02:「不明な差出人」からのメッセージの有無を確認
message02:「不明な差出人」からのメッセージの有無を確認

この時に新たな受信メッセージが表示されるということは、通常の状態では「連絡先登録済み」のメッセージには表示されないようにしていて、受信メッセージの数バッチも、メッセージそのものも表示されなかったということになります。

 

このようにして「不明な差出人」で表示されるようになったメッセージには、2段階認証のコードが送付されているメッセージが含まれている可能性があるので、開いて確認しましょう。

 

登録済みかどうか関係なくメッセージを表示する方法

「不明な差出人」を表示しないように設定したことを忘れることもあるので、そうした区別の設定をしないようにする設定もあります。

 

①「+メッセージ」アプリで「マイページ」を開き、「設定」を選択します。

message03:メッセージ表示のフィルタリング設定
message03:メッセージ表示のフィルタリング設定

②「設定」画面で「メッセージ」を選択します。

③「メッセージ」画面で「連絡先未登録者をフィリタリング」の「オン/オフ」を設定。

 

オン:連絡先未登録者からのメッセージがあっても通知をオフにし、

 メッセージ一覧での表示を登録済みの相手と分けて表示します。

オフ:連絡先未登録者からのメッセージがあれば通知し、区別しないで全て表示する

 

※二段階認証のコードを受信するのであれば「オフ」にしておくのが良いかと。